ツーリングに行きましょう!!と計画を立てられた時、高速道路を使用することが多いです。

車で高速道路を利用した経験もなく、初めてだと特に怖いですよね。

慣れてさえしまえばストレスを溜めることなく時間短縮出来る最高の道路になります。

この記事では基本的な走り方、気を付けるべきことをまとめます。

わたし

今まで行ってきたツーリングの9割は高速道路を使用しています。

排気量大きいバイクが多ければ多いほど使用確率は上がるイメージです。

時は金なりです!!

基本的な走り方(流れに沿って)

  1. 料金所、ETCレーンは20km/h前後で通過
  2. 合流はスムーズに
  3. 左車線を走行し前の車と車間距離を取りながら流れに乗る
  4. ブレーキは極力使わずにアクセルを戻して速度調整
  5. 車線変更、追い越しは極力避ける
  6. 追い越しをしたらすぐに左車線に戻る
  7. 目的地を把握し降りる場所を間違えない

ひとつづつ解説していきます。

料金所、ETCレーン

20km/hで通過しましょう。

50km/hでも通過することはできます。

ただ、何かしらの原因でゲートが開かなかった時、大変なことになります。

ゲート(バー)を破壊してしまうかもしれませんし、激突の衝撃で転倒してしまうかもしれません。

ETCのゲートが開かない原因はカードの差し忘れが大部分を占めます。

自分のバイクにETCが付いているかどうかは知ってるはずなのでしっかりカードを差しましょう!

アンテナが緑に光ってるかどうかしっかり確認しましょう!!

料金所通過が怖ければあえて一般レーンに入ることも1つの手です。

ETCカードを係りの方に渡せば通過できます。

それだと慣れないのであまり意味がありません・・・

合流はスムーズに!

たまにいるんです・・・40km/h前後しか出さない人。

左車線に合流する高速道路が多いですが、その走行車線でさえ80km/hが巡行スピードです。

そこに40km/hの車が合流しようとしてきたらどうでしょう。速度差が倍です。

譲るにしても遅すぎて戸惑います。

無事合流できても、加速車線で自分の後ろにいた人に迷惑がかかります。

怖いのは分かりますが、80km/hまで上げていれば走行車線に車がいても譲ってくれる可能性が高まります。

ある程度運転に慣れてても「合流だけは慣れない!怖い!」という方はいます。

お祈り車線変更、お祈り合流、という言葉があるくらいですから・・・

周りに一切車やバイクがいなければ良いのですが、そのような状況にはなかなか遭遇しません。

ミラーを良く見て、顔を斜め後ろに向けて自分の目でしっかり確認して合流しましょう!

譲ってもらった時はサンキューハザードやありがとうのお辞儀を忘れずに!

車間距離

80km/hで走行していれば、80mは空けたいところです。

中央の白線が目安です。上の画像の確認基点あれば最高です。

白線が8m、空白が12mなので1区間空けとけば20m空いてることになります。

4区間空いていれば前の車が変な動きをしても焦らず対応できるでしょう。

ただ、空けすぎているとそのスペースに車が入ってきます。

難しいですよね・・・慣れないうちは車間距離を空けて、車が入ってきたらその分減速して調整しましょう。

「お前の為に空けてるんじゃないんだよ!!」と心で文句を言いながら・・・・

速度調整

極力ブレーキはかけないようにしましょう。

そもそも車間距離が詰まらない限りブレーキをかけなければならない状況に遭遇しません。

前の車がブレーキをかけて、後ろがブレーキをかけて・・・・・・と続いていくと渋滞が発生します。

渋滞を作り出せます。その無意味なブレーキで。

前に車いないのにブレーキかける人は実際見たことあります。

少しの減速はブレーキではなく基本的にはアクセルで調整します。

アクセルを戻せばエンジンブレーキが効くので減速します。

ある程度車間距離が空いたらアクセルを回せばいいのです。

渋滞を作り出すのは絶対にやめましょう!!

追い越し

先ほどの車間距離で出てきた謎のブレーキをかける人、めっちゃ遅い人に遭遇した時に追い越しします。

右ミラーでしっかり後ろを確認し、目視で右車線を確認し、誰もいなければ車線変更です。

左車線にいる時に加速して右車線に入る、車線変更しながら加速するのが理想的です。

右車線のスピードと同じスピードくらいになるまで加速する、ということですね。

追い抜いたらすぐに左車線に戻りましょう。

目的地把握、インターチェンジ把握

目的のインターチェンジで降りれず通過してしまうのが一番面倒です。

時は金なりです!!

出口は左ウインカーを出して減速するだけなので、気を付けることはあまりありませんが、

出口の車線に移動してから料金所まではカーブがあることが多いです。

十分な減速をしていないと曲がり切れない可能性があるのでしっかり減速しましょう!

気を付けるべきこと

渋滞最悪です・・・大体事故渋滞・・・泣

  1. 車間距離
  2. 追い越し車線に居座らない
  3. 大型車に追い越されるとき
  4. 並走
  5. 休憩
  6. 車体のチェック

追い越し車線に居座らない

高速道路は基本的に走行車線を走ります。

左車線、もしくは真ん中の車線ですね。

右車線は追い越すための車線です。

追い越しをした後、前に車がいないのにずっと右車線を走っていると交通違反になります。

「2km以上走行し続けたら捕まる」と聞きますが、厳密には決まっていないようです。

ノロノロ追い越し車線を走行していると渋滞の原因にもなりますので、すぐ左車線に戻りましょう!

すぐ戻ってください!!

大型車に追い越されるとき

バイクは風を直に受けますから、怖いです。

ボーっと左車線を走行している最中に大型トラックに追い抜かれると予想外の風が来てちょっとバランスを崩す、なんてこともあります。

左車線の左側を走行していると、マシです。

気を張って走行しましょう!

並走

これは一般道路でも同じですね。

バイクは車と比べて存在を認識されにくいです。

2,3秒かけてゆっくりと車線変更してくる車はほとんどおらず、1秒で車線変更を完了させてきます。

車線変更しながらウインカーを出す車が多いです。

自分の存在に気付かずヌルっと車線変更してきた車に対して反応できますか?

僕はあまり自身がありません。

なので並走は絶対にしません。

ただ、横の車のボンネットあたりにいれば認識されます。

横の車の後部座席あたりにいると認識されません。

必要に応じて加速することは大事ですね。

風が強い日のアクアライン、マジで怖いです。

凄く揺さぶられます。

死の恐怖を感じましたね。

じゃあ走るな、とは言えません。

じゃあどうするか、左車線を速度制限で気を張って運転するしかありません。

遅すぎても違反切符切られますからね。

休憩

疲れを感じたら、瞼が重くなってきたら、トイレに行きたくなったら、休憩しましょう・・・

あなたが事故を起こすより、サービスエリアなどで時間を使う方がよっぽど良いです。

そもそも休憩する為にありますから、無理をする必要はありません。

複数人で走っている時は休憩したいサインを決めておくとイイですね。

車体のチェック

ガソリンは入っているか、空気は最低でも規定値入っているか、ウインターは点灯するか

これはツーリング前日に確認するべきですが、ここではガソリンに関してです。

高速道路走行中にガソリンがなくなったらどうしますか?

レッカーを呼ぶか、携行缶を持ってる人にガソリンをもらうしかありません。

次のサービスエリアまで押していくか・・・地獄・・・

時間の無駄ですよね。

ガソリン無い!というのは早めに言って欲しいです。

こまめに給油しましょう!!

まとめ

一般道路と違って信号がなく快適ですが、スピードが出てる分、何かあったら死に繋がる可能性があります。

初めて走行する際は友達、知り合い、誰かと一緒に走行することをオススメします。

1人だと不安ですが、誰かいると心強いですよね。

イメージトレーニング、動画見てから行くと強いです。

合流の仕方や走り方がわかっている状態とそうでない状態では明らかに差が付きます。

無理せず楽しいツーリングにしてください!!